Menu
Coddy logo textTech

Excelチートシート

最終更新

数式の基本

数式はすべて等号で始まります。Excelがそれを計算し、結果をセルに表示します。

操作書き方
数式を始める= then the expression, e.g. =2+2
別のセルを参照する=A1
四則演算+ - * / and ^ for powers
計算の順序を制御する=(A1+A2)*B1
文字列を連結する=A1&" "&B1 or =CONCAT(A1," ",B1)
比較演算子= <> > < >= <=
値の何パーセントか=A1*15%
数式にコメントを付ける=SUM(A1:A9)+N("monthly total")
結果ではなく数式を表示するCtrl + ` (toggle)
数式を結果の値に変えるCopy, then Paste Special → Values

セル参照と範囲

$ は数式をコピーしてもずれないように行や列を固定します。Excelで理解しておくと最も役立つ一点です。

参照意味
A1相対参照 - どの方向にコピーしてもずれる
$A$1絶対参照 - 決してずれない
$A1列は固定、行はずれる
A$1行は固定、列はずれる
A1:A101列を下に10セル分の範囲
A1:C10長方形のブロック
A:AA列全体
1:11行目全体
Sheet2!A1別のシートのセル
'My Sheet'!A1名前にスペースを含む別のシート
[Book2.xlsx]Sheet1!A1別のブックのセル
Toggle $ while editingF4(Windows)、Cmd + T(Mac)

数学・集計関数

日常的な集計。いずれも範囲、セルの列挙、その混在を受け取れます。

関数何をするか
=SUM(B2:B20)範囲内のすべての数値を合計する
=AVERAGE(B2:B20)数値の平均
=MEDIAN(B2:B20)中央の値
=MIN(B2:B20) / =MAX(B2:B20)最小値 / 最大値
=PRODUCT(B2:B5)値を掛け合わせる
=SUMPRODUCT(B2:B20,C2:C20)対応する要素どうしを掛けてから合計 - 加重合計
=ABS(B2)絶対値
=POWER(B2,3)B2の3乗(=B2^3 と同じ)
=SQRT(B2)平方根
=MOD(B2,2)余り - 偶数なら =0
=SUBTOTAL(109,B2:B20)表示されている行だけを合計(フィルターで隠れた行は無視)
=RAND() / =RANDBETWEEN(1,100)ランダムな小数 / ランダムな整数

論理関数

主役はIFです。IFSとIFERRORは長い数式を読みやすく保ちます。

関数何をするか
=IF(B2>1000,"Over","OK")1つの条件、2つの結果
=IF(B2>1000,"Over",IF(B2>500,"Watch","OK"))3つ以上の結果にはIFの入れ子
=IFS(B2>1000,"Over",B2>500,"Watch",TRUE,"OK")入れ子のIFをフラットに書く代替
=AND(B2>0,C2>0)すべての条件が成り立つときだけTRUE
=OR(B2>0,C2>0)いずれかの条件が成り立てばTRUE
=NOT(B2>0)TRUE/FALSEを反転する
=IFERROR(A2/B2,0)エラーを代替値に置き換える
=IFNA(VLOOKUP(...),"Not found")#N/A だけを拾う
=ISBLANK(B2)空のセルならTRUE
=ISNUMBER(B2) / =ISTEXT(B2)型のチェック - 取り込んだデータの検証に便利
=SWITCH(B2,1,"Low",2,"Mid",3,"High","Other")1つの値を候補リストと照合する

カウントと条件付き集計

*IF と *IFS の系列は、条件に合う行について「いくつ」「いくら」に答えます。

関数何をするか
=COUNT(B2:B20)数値が入ったセルを数える
=COUNTA(B2:B20)種類を問わず空でないセルを数える
=COUNTBLANK(B2:B20)空のセルを数える
=COUNTIF(B2:B20,">100")1つの条件に合う行を数える
=COUNTIF(B2:B20,"*north*")ワイルドカード:* は任意の文字列、? は1文字
=COUNTIFS(B2:B20,">100",C2:C20,"Paid")複数の条件に合う行を数える
=SUMIF(C2:C20,"Paid",B2:B20)Cが一致する行のBを合計する
=SUMIFS(B2:B20,C2:C20,"Paid",D2:D20,"EU")複数条件で合計する
=AVERAGEIF(C2:C20,"Paid",B2:B20)条件付き平均
=MAXIFS(B2:B20,C2:C20,"Paid")一致した行の中の最大値
=COUNTIF($A$2:A2,A2)>1列を下へたどりながら重複に印を付ける
=SUMPRODUCT((C2:C20="Paid")*(B2:B20))SUMIFSを使わない条件付き合計

検索・参照関数

別の表から値を取り出す関数。XLOOKUPはVLOOKUPの現代版で、INDEX/MATCHはどのExcelでも動きます。

関数何をするか
=VLOOKUP(A2,$F$2:$H$50,3,FALSE)先頭列でA2を探し、3列目を返す。FALSE は完全一致
=XLOOKUP(A2,$F$2:$F$50,$H$2:$H$50,"Not found")検索範囲と戻り値の範囲が別 - 左方向にも探せる
=INDEX($H$2:$H$50,MATCH(A2,$F$2:$F$50,0))どこでも動く定番の書き方
=MATCH(A2,$F$2:$F$50,0)範囲内でのA2の位置
=HLOOKUP(A2,$F$1:$Z$4,3,FALSE)VLOOKUPと同じだが行方向に探す
=INDEX(B2:D20,2,3)ブロックの2行目・3列目のセル
=XLOOKUP(A2,F:F,H:H,,-1)近似一致 - すぐ下の値(区分・段階の検索)
=OFFSET(A1,2,1)A1から下に2、右に1のセル
=INDIRECT("Sheet"&B1&"!A1")文字列から参照を組み立てる
=CHOOSE(B2,"Low","Mid","High")リストからN番目の項目を選ぶ
=UNIQUE(A2:A100)範囲内の重複しない値(スピルする)
=FILTER(A2:C100,C2:C100="Paid")条件に合う行(スピルする)

文字列関数

実務のスプレッドシートはたいてい乱れた文字列から始まります。これがその整理道具です。

関数何をするか
=LEN(A2)文字数
=LEFT(A2,3) / =RIGHT(A2,3)先頭 / 末尾の3文字
=MID(A2,4,5)4文字目から5文字
=TRIM(A2)先頭・末尾・連続した余分な空白を取り除く
=CLEAN(A2)取り込んだデータから印字できない文字を除去する
=UPPER(A2) / =LOWER(A2) / =PROPER(A2)大文字・小文字を変える
=SUBSTITUTE(A2,"-","")指定した部分文字列をすべて置き換える
=REPLACE(A2,1,3,"NEW")内容ではなく位置で置き換える
=FIND("@",A2) / =SEARCH("@",A2)部分文字列の位置(FINDは大文字小文字を区別)
=TEXTSPLIT(A2,",")区切り文字で文字列をセルに分割する
=TEXTJOIN(", ",TRUE,A2:A9)範囲を区切り文字でつなぎ、空白は飛ばす
=TEXT(A2,"0.00")書式パターンで数値を文字列にする
=VALUE(A2)数字の文字列を本当の数値に変換する
=EXACT(A2,B2)大文字小文字を区別して比較する

日付・時刻関数

Excelは日付を数値として保存しています。だから2つの日付を引き算すると日数になります。

関数何をするか
=TODAY() / =NOW()今日の日付 / 現在の日時
=YEAR(A2), =MONTH(A2), =DAY(A2)日付から一部だけ取り出す
=DATE(2026,8,6)年・月・日から日付を作る
=B2-A22つの日付の間の日数
=DATEDIF(A2,B2,"m")2つの日付の間の満月数("y""m""d"
=EDATE(A2,3)3か月後の同じ日
=EOMONTH(A2,0)A2の月の最終日
=WEEKDAY(A2,2)曜日。引数 2 なら 1 = 月曜
=NETWORKDAYS(A2,B2)2つの日付の間の稼働日数
=WORKDAY(A2,10)A2から10稼働日後の日付
=TEXT(A2,"yyyy-mm-dd")日付を文字列として整形する
=HOUR(A2), =MINUTE(A2)時刻の各要素

丸めと数値の関数

表示のための丸めは書式、計算のための丸めは関数です。

関数何をするか
=ROUND(A2,2)小数第2位に丸める
=ROUNDUP(A2,0) / =ROUNDDOWN(A2,0)常に切り上げ / 常に切り捨て
=MROUND(A2,5)最も近い5の倍数に丸める
=CEILING(A2,1) / =FLOOR(A2,1)倍数へ切り上げ / 切り捨て
=INT(A2)小数部分を捨てる
=TRUNC(A2,1)丸めずに小数を切り捨てる
=RANK(B2,$B$2:$B$20)範囲内での値の順位
=PERCENTILE(B2:B20,0.9)90パーセンタイル
=STDEV.S(B2:B20)標本の標準偏差
=CORREL(B2:B20,C2:C20)2つの列の相関

エラーコードとその意味

どのエラーも特定の間違いを示しています。読めれば当て推量が要りません。

エラー原因よくある対処
#DIV/0!ゼロまたは空のセルで割っているIFERROR で包む、または IF(B2=0,...) で防ぐ
#N/A検索が何も見つけられなかった余分な空白(TRIM)とデータ型の一致を確認する
#VALUE!引数の型が違う - 数値が必要な場所に文字列参照先のセルを確認し、VALUE() を試す
#REF!数式が削除されたセルを指している参照を作り直す
#NAME?関数名の綴り間違い、または引用符のない文字列綴りを直し、文字列を引用符で囲む
#NUM!Excelが表現できない数値結果SQRT(-1) のようなあり得ない引数を確認する
#NULL!交差しない2つの範囲引数の間のカンマ抜けを確認する
#SPILL!スピル配列が広がる余地がない下または右のセルを空ける
####エラーではなく列幅が足りない列幅を広げる
Circular reference数式が自分自身のセルを含んでいる自己参照を取り除く

並べ替え・絞り込みとデータ機能

データが単なる値の格子ではなく、読めるものに変わるところ。

やること方法
範囲を並べ替えるData → Sort、または Alt + A のあと S
フィルターの矢印を付けるCtrl + Shift + L
テーブルとして書式設定するCtrl + T - 名前付き範囲と自動で広がる数式が手に入る
重複を削除するData → Remove Duplicates
1つの列を複数に分けるData → Text to Columns
フラッシュフィル(パターンで補完)Ctrl + E
見出し行を固定するView → Freeze Panes → Freeze Top Row
条件付き書式Home → Conditional Formatting - ルールでセルに色を付ける
データの入力規則(ドロップダウン)Data → Data Validation → List
範囲に名前を付ける範囲を選び、名前ボックスに名前を入力する
数式の参照元をたどるFormulas → Trace Precedents
ゴールシーク(入力値を逆算する)Data → What-If Analysis → Goal Seek

5ステップでピボットテーブル

数千行を要約する最速の方法。

手順操作
1. 元データを整える見出しは1行だけ、空行と結合セルはなし
2. 挿入するデータを選択 → Insert → PivotTable
3. 行グループ化したいフィールドを「行」へドラッグ
4. 値合計したい数値を「値」へドラッグ
5. 集計方法値フィールドをクリック → Summarize Values By → Sum / Count / Average
2つめの軸を足すフィールドを「列」へドラッグ
表全体を絞り込むフィールドを「フィルター」へドラッグ、またはスライサーを追加
割合で表示する値フィールド → Show Values As → % of Grand Total
データ変更後に更新するAlt + F5
ピボットの1セルを数式で読む=GETPIVOTDATA("Sales",$A$3,"Region","EU")

キーボードショートカット - 必須のもの

最も時間を節約できる12個。

操作WindowsMac
アクティブセルを編集するF2Ctrl + U
確定してそのセルに留まるCtrl + EnterCtrl + Enter
セル内で改行するAlt + EnterCtrl + Option + Enter
オートSUMAlt + =Cmd + Shift + T
参照の $ を切り替えるF4Cmd + T
上のセルから下方向にコピーするCtrl + DCmd + D
右方向にコピーするCtrl + RCmd + R
形式を選択して貼り付けCtrl + Alt + VCmd + Ctrl + V
今日の日付を入力するCtrl + ;Cmd + ;
直前の操作を繰り返すF4Cmd + Y
元に戻す / やり直すCtrl + Z / Ctrl + YCmd + Z / Cmd + Shift + Z
数式を表示するCtrl + `Ctrl + `

キーボードショートカット - 移動と選択

マウスに触れず大きなシートを動き回る。

操作WindowsMac
データの端まで移動するCtrl + arrowCmd + arrow
データの端まで選択するCtrl + Shift + arrowCmd + Shift + arrow
列全体 / 行全体を選択するCtrl + Space / Shift + SpaceCtrl + Space / Shift + Space
現在の領域を選択するCtrl + ACmd + A
セルA1へ移動するCtrl + HomeFn + Ctrl + Left
指定したセルへ移動するCtrl + GCtrl + G
次 / 前のシートCtrl + PgDn / PgUpOption + Right / Left
行または列を挿入するCtrl + Shift + +Cmd + Shift + +
行または列を削除するCtrl + -Cmd + -
列 / 行を非表示にするCtrl + 0 / Ctrl + 9Cmd + 0 / Cmd + 9
検索 / 置換Ctrl + F / Ctrl + HCmd + F / Ctrl + H
表示されているセルだけを選択するAlt + ;Cmd + Shift + Z

キーボードショートカット - 書式

覚える価値が高いのは表示形式です。何度も使います。

操作WindowsMac
「セルの書式設定」ダイアログCtrl + 1Cmd + 1
太字 / 斜体 / 下線Ctrl + B / I / UCmd + B / I / U
通貨表示形式Ctrl + Shift + $Ctrl + Shift + $
パーセント表示形式Ctrl + Shift + %Ctrl + Shift + %
小数2桁の数値表示形式Ctrl + Shift + !Ctrl + Shift + !
日付表示形式Ctrl + Shift + #Ctrl + Shift + #
標準表示形式(書式を外す)Ctrl + Shift + ~Ctrl + Shift + ~
外枠の罫線Ctrl + Shift + &Cmd + Option + 0
罫線を消すCtrl + Shift + _Cmd + Option + -
書式をコピーする(書式のコピー/貼り付け)Ctrl + Shift + C, then Ctrl + Shift + VCmd + Shift + C, then Cmd + Shift + V

よく使うExcelの数式・関数・ショートカットを1ページにまとめました。このExcelチートシートは、実際の業務ブックで本当に出てくることの早見表です。数式の書き方、絶対参照と相対参照、IFとカウント系関数、VLOOKUPとXLOOKUP、文字列の整理、日付、各エラーコードの意味、そして覚えておく価値のあるキーボードショートカット。

ここに載っているものはWindows版・Mac版のExcelで動作し、ほぼすべてがGoogle スプレッドシートやLibreOffice Calcでもそのまま使えます。関数名は英語で記載しています。日本語版のExcelも関数名は英語のまま(SUM、IF、VLOOKUP)ですが、ドイツ語版やフランス語版など一部の言語では翻訳された名前で表示されます。メニューの操作パスは英語UIに合わせています。

Excelチートシートのよくある質問

このExcelチートシートは無料ですか?
はい。ページ全体が無料で、登録もダウンロードも不要です。表から数式をそのままコピーして使えます。
覚えるべき重要なExcel数式は?
10個だけ選ぶなら、SUM、AVERAGE、IF、COUNTIF、SUMIF、XLOOKUP(またはVLOOKUP)、INDEXとMATCHの組み合わせ、TRIM、TEXT、IFERRORです。これだけで合計、条件分岐、別の表からの値の取得、乱れた文字列の整理、エラーでレポートが壊れるのを防ぐ処理までカバーできます。
Excelの数式にある $ は何ですか?
数式をコピーしてもずれないように参照の一部を固定する記号です。$A$1 は常にA1を指し、$A1 は列Aを固定して行だけ変わり、A$1 は行1を固定して列だけ変わります。参照を編集中に F4(Macは Cmd + T)を押すと4つの組み合わせを順に切り替えられます。
VLOOKUPとXLOOKUP、どちらを使うべき?
自分のExcelにあるならXLOOKUPを使ってください(Microsoft 365およびExcel 2021以降)。検索範囲と戻り値の範囲を別の引数として受け取るので左方向にも検索でき、誰かが列を挿入しても壊れず、「見つからない場合」の引数も備えています。VLOOKUPも引き継ぐ古いブックには必ず出てくるので知っておく価値があります。INDEX/MATCHはどのExcelでも動く書き方です。
これらの数式はGoogle スプレッドシートでも使えますか?
ほぼすべてそのまま使えます。数式、セル参照、IF、COUNTIF/SUMIF、文字列関数と日付関数、VLOOKUP、INDEX/MATCH、UNIQUE、FILTERなどです。キーボードショートカットの違いは大きく、一部の関数はExcel専用(新しいスピル系関数の一部など)なので、珍しい関数は事前に確認してください。
自分のExcelでは関数名の表示が違うのはなぜ?
Excelは関数名をインターフェイスの言語に合わせて表示します。たとえばドイツ語版はSUMをSUMME、フランス語版はSOMMEと表示します。ファイル自体は英語名を保存しているため、ドキュメントやこのチートシート、共有ブックはすべて英語表記を使います。翻訳された名前を入力しても意味はまったく同じです。
レポートに #N/A などのエラーを出さないようにするには?
数式を IFERROR で包みます。例:=IFERROR(VLOOKUP(A2,F:H,3,FALSE),"該当なし")。検索の失敗だけを拾い、#VALUE! のような本当の問題は見えるようにしたい場合は IFNA を使ってください。すべてのエラーを隠すと、壊れた数式に気づけなくなります。
これらの数式はどこで練習できますか?
Coddyの無料インタラクティブExcel講座では、ブラウザ内で本物のスプレッドシートが動きます。各レッスンで小さなデータセットと課題が与えられ、入力した数式が採点されます。インストールは不要で、最後に無料の修了証がもらえます。
Coddy programming languages illustration

CoddyでExcelを学ぼう

始める