二人、スマホ一台、二十分
5+3が定番の答えです。コーヒー一杯で終わるくらい短く、勝敗をタップの速さではなくチェスが決めるくらいには長い。3秒の加算があるおかげで、相手の時計が切れるまで駒を往復させて負け形勢を勝ちに変えることができません。
二人用の時計。加算・ディレイと標準的な持ち時間をひと通り。
最終更新
Coddy のチェスコースは盤の並べ方から始まり、対話式の局面を一つずつ進みながら定跡、戦術、終盤へ導きます。
チェスクロックとは、決して同時には動かない二つの時計のことです。自分の手番の間だけ自分の時計が減り、押した瞬間に止まって相手の時計が動き出します。自分の時計が先にゼロになれば、どれだけ形勢が良くても負けです。この一つのルールこそがチェスを「終われるゲーム」にしており、真剣な対局が時計なしで指されたことのない理由でもあります。
これは本物の時計であって、チェスと名前をつけただけのカウントダウンではありません。左右それぞれに文字盤とタップ領域があるので、二人の間に平らに置いた一台のスマホを共有でき、動作は木製の時計に手を伸ばすのとまったく同じです。一定間隔を数えるのではなく実際に経過した時間を測るため、画面が消えても、タブが背面に回っても、ブラウザが重いページを絞っても正確なままです。無料のオンライン時計が壊れるのは、たいていこの三つの場面です。
さらに、プリセットが黙って投げかけている問いにも答えます。3+2に設定しても、それがブリッツなのかラピッドなのかは分かりません。ここの時計はそれを示し、使った計算まで見せます。これは思うより重要です。答えによって適用されるルールも、結果がどのレーティングに入るかも、十分で終わるのか一時間かかるのかも変わるからです。
「持ち時間」を開いてプリセットを選ぶか、1人あたりの分数と1手あたりの秒数を自分で入力します。上のカードが選んだものを教えてくれます。3+2はブリッツ、15+10はラピッドで、注記にはその判定の計算が出ます。
加算、シンプルディレイ、ブロンスタイン・ディレイのいずれか。迷ったら加算にしてください。オンライン対局のほぼすべてがこれで、良い形勢が時間切迫を生き延びられるのもこれです。
先に白の時計が動きます。各自、指した後に「自分の」側をタップします。相手側をタップしても何も起きません。相手に時間を献上することこそ、時計が防ぐために存在するものだからです。ノートPCならスペースキーでも同じです。
どちらかの時計がゼロになると停止し、両方が止まり、その人の時間切れ負けです。「逆側が指した」は誤って押した操作を取り消しますが、そこで失った秒は戻しません。審判の裁定もそうなります。「リセット」は同じ持ち時間で最初からです。
カテゴリーはFIDE自身の式(基本時間+加算×60)から出しています。最後の列は、双方が時間を使ったときの実際の対局のおおよその長さです。
| 持ち時間 | カテゴリー | 対局の目安 |
|---|---|---|
| 1+0 | バレット | 約2分 |
| 3+0 | ブリッツ | 約6分 |
| 3+2 | ブリッツ | 約10分 |
| 5+3 | ブリッツ | 約16分 |
| 10+0 | ブリッツ | 約20分 |
| 15+10 | ラピッド | 約50分 |
| 90+30 | クラシカル | 約4時間 |
5+3が定番の答えです。コーヒー一杯で終わるくらい短く、勝敗をタップの速さではなくチェスが決めるくらいには長い。3秒の加算があるおかげで、相手の時計が切れるまで駒を往復させて負け形勢を勝ちに変えることができません。
ブリッツではなく15+10から始めてください。初心者のミスは「見ていないこと」から生まれ、速い時計は見る余裕をなくします。10秒の加算があれば対局は旗ではなくきちんと詰みで終わり、それが後から並べ直す価値を生みます。
90+30はFIDE標準のクラシカルで、およそ4時間かかります。使える時間が3時間なら、60+30や45+15なら閉館時間を過ぎずにクラシカルらしさを保てます。しかもこの時計は、始める前に結果がどのカテゴリーに属するかを教えてくれます。