チェックメイト
チェックメイトはチェスの対局を終わらせる唯一のもので、しかもキングは最後まで盤上に残ったままです。三つの条件が同じ瞬間に成り立つ必要があるので、いちばん速い学び方は自分で成り立たせてみることです。
最終更新
チェックメイトは対局をその場で終わらせるもので、しかもキングが取ら れることは一度もありません。まずここをはっきりさせておきましょう。対局はキング が取られて終わるのではなく、キングが攻撃されていて それに対してできることが何 一つない 瞬間に終わります。
同じ瞬間に三つのことが成り立っている必要があります。
- キングが チェック を受けている(相手の駒がそのマスを攻撃している);
- 安全なマスへ 動けない;
- 攻撃を さえぎる ことも、攻撃している駒を 取る こともできない。
実戦でいちばんよく出会う形がこれです。白番です。
白番です。この盤には一手メイトがあり、それを成立させているのは黒自身のポーンです。
これが バックランクメイト で、どのレベルでもいちばん多いメイトです。特別な ことは何も起きていません。黒のキングの前のポーンが一度も動かなかった、それだけ でルーク一枚が足りてしまいました。
チェックはメイトではない
どんなチェックにも答えはちょうど三つあり、四つ目はこれまで一度もありません。
攻撃されていないマスへキングを 動かす。攻撃側とキングの間の線に自分の駒を 置く。チェックしている駒を 取る。
ナイトのチェックだけは決してさえぎれません。跳ぶので、立つべき線がそもそも存在 しないからです。答えが二つしか残らず、ナイトのチェックが厄介なのはそのためです。
つまりメイトは特別な種類のチェックではありません。三つの答えが同時に欠けた瞬間 に届いた、普通のチェックです。
メイトになる一手と、引き分けになる二手
下の局面でクイーンには二十七の手があります。一つはチェックメイト。二つは ステイルメイト です。黒のキングはチェックを受けていないのに合法手が一つも なく、完全な勝勢から対局はその場で引き分けになります。
白番、クイーンは盤全体を使えます。メイトになる唯一のマスをタップしてください。
この二つのステイルメイトのマスこそ、 ステイルメイトに独立したページがある理由です。勝ち と引き分けの差がここでは一マスで、初心者もグランドマスターも同じように引っかか ります。
名前で覚える価値のある形
実戦のメイトはほとんどが数種類の形のどれかです。いちばん美しいものがこれで、成 立している理由は完全に黒自身のせいです。
黒のキングには隣が三マスあり、その三つとも黒自身の駒です。白番、一手メイト。
| 形 | 仕組み |
|---|---|
| バックランク | 相手の最下段にルークかクイーン。キングは動いていない自分のポーンに囲われている |
| スマザード | 逃げ道がすべて自分の駒でふさがったキングにナイトがチェックをかける |
| ラダー(階段) | 二枚のルークが一段ずつ受け持ち、メイトを受け渡しながらキングを端へ追う |
| クイーンとキング | クイーンがキングの隣を全部押さえ、自分のキングがそのクイーンを守る |
| スカラーズメイト | クイーンとビショップがf7を狙う。黒のキングが一人で守る唯一のマス |
どれにも共通する点に注目してください。メイトをかける駒は 守られている か、 届かないところにいます。相手キングの隣で守りのないクイーンがチェックをかけても メイトではなく、ただの贈り物です。
やってみよう
裸のキングに対してルーク二枚、白番。一手メイトです。決まる手が二つあり、勝ちを丸ごと捨てる手も少なくとも一つあります。
よくある質問
- チェスのチェックメイトとは何ですか。
- キングが攻撃されていて、その攻撃を解く合法手が一つもない状態です。定義はこれで全部です。三つのことが同時に成り立たなければなりません。キングがチェックを受けている、安全なマスへ動けない、そして間に入ることも攻撃している駒を取ることもできない。三つがそろった瞬間に対局は終わり、最後の一手はなく、キングが実際に取られることもありません。
- チェックとチェックメイトの違いは何ですか。
- チェックはまだ答えのあるキングへの攻撃、チェックメイトは答えの残っていない同じ攻撃です。チェックでは必ず対処しなければならず、必ず対処法があります。メイトは強いチェックではありません。三つの答えがたまたますべて欠けている瞬間に届いた、ごく普通のチェックです。
- 「チェックメイト」と宣言する必要はありますか。
- ありません。対局が終わるのに宣言は要らず、決めるのは局面であって対局者ではありません。「チェック」と言うのは友好戦での礼儀で、トーナメントでも義務ではなく、単に自分で気づくことが期待されています。
- キングが取られることはありますか。
- 決してありません。取ることのできない唯一の駒で、これは意図的です。逃げ道が消えたその瞬間、つまり一手手前でゲームは止まります。自分のキングをチェックに残す手を指せないのも同じ理由で、その取りを許す局面はそもそも生じさせないようになっています。
- バックランクメイトとは何ですか。
- ルークかクイーンが相手キングの最下段に入り、前に並んだまま動いていない三つのポーンにキングが閉じ込められている形です。どのレベルでも実戦でいちばん多いメイトで、強い人が静かな一手を使ってそのポーンの一つを突く理由でもあります。キングに空気を与える、と言います。
- キングと駒一枚だけでメイトできますか。
- クイーンかルークならできます。キングとクイーン、キングとルークは裸のキングに対してメイトを強制できます。キングとナイト、キングとビショップではできません。逃げ道をすべて塞ぐだけの攻撃マスが足りず、これらの終盤は引き分けです。ビショップ二枚、あるいはビショップとナイトならメイトできますが、最後のものは本当に難しい形です。
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