K = 32 で1613が1609に勝つ
ほぼ互角の一局です。期待勝率は0.506なので、1点を取ることは予測を0.494上回ります。32を掛けて +15.8、公表は +16。新しいレーティングは1629で、相手は1593に下がります。1局の中では点はどこかから来るからです。
期待勝率と新しいレーティングを、計算過程つきで求めます。
最終更新
Coddy のチェスコースは盤の並べ方から始まり、対話式の局面を一つずつ進みながら定跡、戦術、終盤へ導きます。
レーティングはトロフィーではなく予測です。Eloは二つのレーティングの差を期待勝率 - レーティングが正しければ強いほうが取るはずの得点の割合 - に変え、実際の結果がその予測とどれだけ食い違ったかに応じて両者を動かします。勝つべき相手に勝ってもほとんど何も起きません。勝つはずのない相手に勝つと大きく動きます。システムが「あなたについて間違っていた」と学んだ瞬間だからです。
仕組みはこれだけで、一行に収まります。新レーティング = 旧レーティング + K ×(実際の得点 − 期待勝率)。K係数も、400点の上限も、格上相手の引き分けがプラスになることも、すべてこの一行の上の細部です。このページは答えを渡して信用を求める代わりに、あなたの数字を入れたその一行を書き出します。
さらに三つの結果を同時に示します。「勝てばいくら」と「勝てなければいくら失う」は同じ問いを二度尋ねているだけで、対局前に両方を知るほうが、対局後に片方だけ知るより役に立ちます。
局数はK係数を選ぶためだけのものです。30局未満ならFIDEは40を使い、新人のレーティングが大きく振れるのはそのためです。K係数をすでに知っているなら三つ目の欄に入力してください。それがすべてに優先します。
1局につき1行。1局だけの場合、ページは他の二つの結果がどうなったかも示します。それは席に着いたあとではなく、着く前に知る価値のある数字です。
新しいレーティングと増減が上に、期待勝率・実際の得点・K係数がその横に並びます。その下に、式の各段階があなたの数字を代入した形で書かれています。
数局のあと、ページはパフォーマンスも示します。相手の平均レーティング + 400 ×(勝ち − 負け)÷ 対局数。これは標準的な近似で、大会報告の「パフォーマンス2100」が意味するものです。
差だけから決まる、各側が取ると期待される得点の割合です。曲線は対称なので、二つの列は必ず100%になります。
| レーティング差 | 格上の期待得点 | 格下の期待得点 |
|---|---|---|
| 0 | 50% | 50% |
| 50 | 57% | 43% |
| 100 | 64% | 36% |
| 200 | 76% | 24% |
| 300 | 85% | 15% |
| 400 | 91% | 9% |
ほぼ互角の一局です。期待勝率は0.506なので、1点を取ることは予測を0.494上回ります。32を掛けて +15.8、公表は +16。新しいレーティングは1629で、相手は1593に下がります。1局の中では点はどこかから来るからです。
期待勝率は0.849なので、0点は予測を丸ごと外します。20 ×(0 − 0.849)= −17。単発の番狂わせが、順当な勝ちの見返りよりはるかに高くつくのはこのためです。同じ二人、同じK係数で、勝っていれば +3 でした。
実際の差は1200点ですが、FIDEは400として数えるので期待勝率は0.0002ではなく0.09です。引き分けは予測を0.41上回り、K = 40 なら16点。上限がなければ20点で、格上はモデルが予測するようにできていない結果でレーティングを失うことになります。