係数が小数になる、よく当てはまる例
x: 0, 1, 2, 3; y: 1, 2, 5, 11正規方程式から a = 1.25、b = -0.45、c = 1.05 が出るので、y = 1.25x² - 0.45x + 1.05 です。予測値は 1.05、1.85、5.15、10.95、残差は -0.05、0.15、-0.15、0.05 で、R² = 1214/1215、およそ 0.9992 です。
点に最もよく当てはまる放物線を、正確な係数と R² つきで。
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増えてから減る、あるいは減ってから増えるデータがあります。投げたボールの高さ、価格ごとの利益、速度ごとの車の燃料消費。こうしたデータに直線を引くと、どれだけうまく置いても形が違います。二次回帰は代わりに放物線 y = ax² + bx + c を当てはめ、点からの縦のずれの2乗の合計が最も小さくなるように a、b、c を選びます。線形回帰と同じ最小二乗法の考え方で、選ぶ係数が1つ増えただけです。
ずれの2乗を最小にすると、a、b、c についての3本の方程式が得られます。正規方程式と呼ばれ、x、x²、x³、x⁴、y、xy、x²y の和でできています。グラフ電卓はこれを浮動小数点で解きます。このページは正確な分数で解くので、係数 -8/7 は -1.142857 ではなく -8/7 と表示され、R² も正確な分数になります。
答えの下に、各点の予測値と残差が並びます。よく当てはまった二次曲線なら、残差はノイズのように見え、パターンなく 0 の上下に散らばります。残差がまだ曲がっていたり、表の中で一定の向きに大きくなっていったりするなら、放物線も正しい形ではなく、別のモデルを試す価値があります。
各点について x、x²、x³、x⁴、y、xy、x²y を計算し、列ごとに合計して点の数を数えます。x = 0, 1, 2, 3、y = 1, 2, 5, 11 なら n = 4、Σx = 6、Σx² = 14、Σx³ = 36、Σx⁴ = 98、Σy = 19、Σxy = 45、Σx²y = 121 です。
aΣx⁴ + bΣx³ + cΣx² = Σx²y、aΣx³ + bΣx² + cΣx = Σxy、aΣx² + bΣx + cn = Σy。上の和を入れると 98a + 36b + 14c = 121、36a + 14b + 6c = 45、14a + 6b + 4c = 19 です。
分数を正確に保ちながら、文字を1つずつ消去します。この連立方程式からは a = 1.25、b = -0.45、c = 1.05 が出るので、y = 1.25x² - 0.45x + 1.05 です。
各 x を曲線に代入し、実際の y から予測値を引きます。ここでは残差は -0.05、0.15、-0.15、0.05 で、その2乗の合計は 0.05、R² = 1214/1215、およそ 0.9992 です。
各行は、上の計算ツールに入力したデータ1組と、ツールが出す正確な係数と R² です。
| x の値 | y の値 | 当てはめた放物線 | R² |
|---|---|---|---|
| 0, 1, 2, 3 | 1, 2, 5, 11 | y = 1.25x² - 0.45x + 1.05 | 1214/1215 ≈ 0.9992 |
| -2, -1, 0, 1, 2, 3 | 9, 4, 1, 0, 1, 4 | y = x² - 2x + 1 | 1 |
| 1, 2, 3, 4, 5, 6 | 2, 6, 11, 13, 12, 8 | y = -(8/7)x² + (66/7)x - 7 | 887/917 ≈ 0.9673 |
| 0, 1, 2, 3, 4 | 2, 17, 22, 17, 2 | y = -5x² + 20x + 2 | 1 |
| 1, 2, 3 | 4, 9, 20 | y = 3x² - 4x + 5 | 1 |
| 0, 1, 2, 3, 4, 5 | 0, 1, 4, 9, 16, 25 | y = x² | 1 |
x: 0, 1, 2, 3; y: 1, 2, 5, 11正規方程式から a = 1.25、b = -0.45、c = 1.05 が出るので、y = 1.25x² - 0.45x + 1.05 です。予測値は 1.05、1.85、5.15、10.95、残差は -0.05、0.15、-0.15、0.05 で、R² = 1214/1215、およそ 0.9992 です。
x: 1, 2, 3, 4, 5, 6; y: 2, 6, 11, 13, 12, 8当てはめた放物線は y = -(8/7)x² + (66/7)x - 7、R² = 887/917、およそ 0.9673 です。a が負なので曲線は最大値を持ち、それは x = 33/8 = 4.125、y = 697/56、およそ 12.45 のところです。同じ点に直線を引いても r² = 375/917、およそ 0.4089 にしか届きません。直線は向きを変えられないからです。
x: 0, 1, 2, 3, 4; y: 2, 17, 22, 17, 21秒ごとの高さ(メートル)です。当てはまりは完全で、y = -5x² + 20x + 2、残差はすべて 0、R² = 1 です。-5 は重力加速度を 10 m/s² に丸めたものの半分、20 は打ち上げの速さ、2 は打ち上げた高さです。最高点は x = 2、y = 22 です。
x: -2, -1, 0, 1, 2, 3; y: 9, 4, 1, 0, 1, 4これは (x - 1)² の値で、計算ツールは同じ放物線を展開した y = x² - 2x + 1 を返し、R² = 1、残差はすべて 0 です。一組の値が本当に1つの二次式から来ているかを手早く確かめる方法になります。
最小二乗法で放物線 y = ax² + bx + c をデータに当てはめることです。点から曲線までの縦の距離の2乗の合計が最も小さくなるように a、b、c を選びます。散布図が直線に沿わず、増えてから減る、あるいは減ってから増えるときに使う方法です。
点について x、x²、x³、x⁴、y、xy、x²y を合計し、3本の正規方程式 aΣx⁴ + bΣx³ + cΣx² = Σx²y、aΣx³ + bΣx² + cΣx = Σxy、aΣx² + bΣx + cn = Σy を解きます。x = 0, 1, 2, 3、y = 1, 2, 5, 11 なら、解は a = 1.25、b = -0.45、c = 1.05 です。
少なくとも3点で、異なる x の値が3つ以上必要です。ちょうど3点なら放物線はすべての点を通り、R² は自動的に 1 になるので、当てはまりがデータについて何かを語るのは4点以上からです。
R² = 1 − (残差平方和) / (y の平均のまわりの全変動) です。y のばらつきのうち放物線で説明できる割合を表します。x = 1〜6 で y = 2, 6, 11, 13, 12, 8 なら R² = 887/917、およそ 0.9673 です。
次数2の多項式回帰です。次数3なら x³ の項と4本目の正規方程式が加わり、以下同様です。次数を上げるほど点にはつねによく当てはまりますが、ある段階を越えると傾向ではなくノイズに当てはめることになるので、小さなデータでは普通は次数2までにとどめます。
ほかの放物線と同じで、x = -b/(2a) を求め、その x を式に代入して y を出します。y = -(8/7)x² + (66/7)x - 7 なら x = 33/8、y = 697/56、およそ 12.45 で、当てはめた傾向はそこで最大になります。
入力できるデータで正規方程式を解くと、答えはつねに有理数になり、分数がその正確な値だからです。最高次の係数は -8/7 で、-1.142857 はそれを丸めたものです。スプレッドシート用に小数の曲線が必要なら、コピーボタンを使ってください。