平方数
平方数は、どこかで調べないとわからない特別な性質を持った数ではありません。本物の正方形に並べられる個数のことで、あとはすべてそこから出てきます。
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「平方数」という言葉は、誰かが数の一覧に貼ったラベルで、こちらはそれを暗記 させられるだけ、という響きがあります。そうではありません。この名前は形の説明 であり、形が見えた瞬間、一覧は暗記の対象ではなくなります。
スライダーを動かしてください。毎回何が加わるかを見てください。
スライダーを一つ動かしてください。影のついた L 字が加わった分です。数えれば、連続する平方数の差がわかります。
名前は文字どおりです
6^2 = 36 は「6が二乗という操作を受けた」という意味ではありません。 36個の単位正方形を取れば、一辺6の正方形に並べられるという意味です。35個では 並べられません。必ず穴かはみ出しが残ります。これが定義のすべてで、だから言葉が 抽象的な何かではなく「平方(square)」なのです。
同じ絵を逆から読むと平方根になります。sqrt(36) = 6 とは、 「36個の正方形が正方形をつくるなら、その一辺はいくつか」という問いです。ある数 が整数の平方根を持つのは、それが平方数であるときちょうどそのときで、二つの考え がいつも一緒に教えられるのはそのためです。
知っておく価値のある一覧
| n | n² | n | n² |
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 11 | 121 |
| 2 | 4 | 12 | 144 |
| 3 | 9 | 13 | 169 |
| 4 | 16 | 14 | 196 |
| 5 | 25 | 15 | 225 |
| 6 | 36 | 16 | 256 |
| 7 | 49 | 17 | 289 |
| 8 | 64 | 18 | 324 |
| 9 | 81 | 19 | 361 |
| 10 | 100 | 20 | 400 |
20項目あれば学校の問題はほぼ網羅できます。問題は、確かめられる答えから逆算して 作られるからです。
差は奇数です
スライダーの本当の目的はここにあります。5から6へ動かし、現れた影つきのL字を 数えてください。新しい辺に5個、上に5個、角に1個。合わせて11個です。
一般に、n^2 から (n+1)^2 へ進むと 2n+1 個加わります。これは必ず奇数です。ですから隣り合う平方数の差 は3、5、7、9、11、13…と並び、奇数を順に足すと平方数が順に得られます。
1 = 1、1 + 3 = 4、1 + 3 + 5 = 9、 1 + 3 + 5 + 7 = 16。
これは表を暗算で延ばす速い方法でもあります。14^2 = 196 を知って いて 15^2 が欲しいなら、2*14 + 1 = 29 を足して 225です。
電卓なしで見分ける
二つのふるいでほとんど片づきます。
末尾の数字を見る。 どんな数でも二乗すれば末尾は0、1、4、5、6、9のいずれかで、 2、3、7、8にはなりません。ですから4398は平方数ではなく、計算は一切不要でした。 偶然ではありません。積の末尾は掛けた数の末尾だけで決まり、0から9を二乗しても この六つの末尾しか出てこないからです。
次に挟み込む。 200は 14^2 = 196 と 15^2 = 225 の 間にあるので、その平方になれる整数は残っていません。隣り合う二つの平方数の あいだにある数は、平方数ではありません。
なぜ何度も出てくるのか
平方数は、ある二次式がきれいに因数分解でき、別のものができない理由です。 x^2 - 49 は49が平方数なので二乗の差として分かれますが、 x^2 - 50 は分かれません。根号が簡単になるのも平方数のおかげで、 sqrt(75) が 5sqrt(3) になるのは、75の中に平方数25が 隠れているからにほかなりません。
ひとつ試す
そして逆向きのもの。調べものではなく方程式です。答えが二つあることに注意して ください。根号でいちばん間違えやすいのがここです。
7も-7も二乗すれば49になるので、どちらも解です。sqrt(49) という 記号は正のほうだけを表します。これは記号についての約束であって、方程式について の事実ではありません。
よくある質問
- 平方数とは何ですか。
- ある整数を自分自身に掛けて得られる整数のことです。3かける3が9なので9は平方数ですが、自分自身に掛けて10になる整数はないので10は平方数ではありません。名前は文字どおりで、ちょうどその個数の単位正方形を正方形の形に並べられます。
- 1から100までの平方数は。
- 1、4、9、16、25、36、49、64、81、100 で、1から10までの二乗です。100を超えると121、144、169、196、225、256、289、324、361、400 と続き、20の二乗まで届きます。学校で問われるものはほぼこれで足ります。
- ある数が平方数かどうかはどう見分けますか。
- 手早い二つのふるいと、最後に一度の確認です。平方数の末尾は決して2、3、7、8になりません。それを通ったら、知っている一番近い平方数を探します。200は196と225の間なので平方数ではありません。両方を通ったときだけ、平方根を計算すればよいのです。
- 隣り合う平方数の差はなぜ奇数なのですか。
- 一辺がnの正方形を一辺n+1にするには、横に一列、上に一列、そして角に一つを加えることになるからです。n + n + 1 なので必ず奇数です。だから差は3、5、7、9…と並び、奇数を順に足すと平方数が順に現れます。
- 0は平方数ですか。
- はい。0かける0は0なので、定義にぴったり当てはまります。辺のない正方形は想像しにくいため1から始める教科書もありますが、定義上0を除く理由はなく、0を平方数として扱うほうが後の代数がきれいになります。
次は自分の手で、本気で
他人の計算を読むことと、自分で解けることは別です。Coddy の数学コースは一手ごとに正しさを確認するボードで進めるので、今の実力がはっきり分かります。
自分の数で試してみますか?
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