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指数法則

誰もがカードに写し、そして半分は間違って使う五つの規則。繰り返しの掛け算として書き下せば、どれも暗記する必要はありません。

著者: Nethanel Bar, Co-founder & CEO

最終更新

誰もが指数法則をカードに書き写し、一学期後にはその半分が見当違いの場面で使われ ています。これは記憶の問題ではありません。暗記しただけの規則は、それが当てはまる かどうかを判断する手段を与えないので、表面的に当てはまりそうな場所すべてで使われ てしまうのです。

直し方は、これらを「規則」として扱うのをやめることです。下からひとつ選び、真ん中 の行を読んでください。

底 a2
指数 m2
指数 n3
規則a^(2) · a^(3) = a^(2 + 3) = a^(5)
書き下すと(a · a) · (a · a · a) = a · a · a · a · a
実際の数で2^(2) · 2^(3) = 4 · 8 = 32

真ん中の行が証明です。累乗を繰り返しの掛け算として書き下せば、どの規則も当たり前になります。つまり記憶に頼る必要はありません。

どの規則も「数える」議論です

a^3 は略記です。実際に言っているのは a · a · a、つまり a の3つのコピーを掛け合わせたものです。 規則の両辺をこう書き下してしまえば、規則は主張ではなく数え上げになります。

**掛ける:**2つのコピーの隣に3つのコピー、合わせて5つのコピー。

a^2 · a^3 = (a·a)(a·a·a) = a^5

規則がそう言ったから指数を足したのではありません。その行に a がいくつ残ったかを 数えたから足したのです。

**割る:**5つのコピーの上に2つのコピー、2つが約分されます。

a5/a2 = (a·a·a·a·a)/(a·a) = a^3

累乗の累乗:「2つのコピー」の3つ分は6つのコピー。

(a2)3 = (a·a)(a·a)(a·a) = a^6

三つの規則、議論はひとつ。「足す」と「掛ける」を取り違えるのは、数え上げでは なく動詞のほうを覚えてしまったからです。

0乗と負の指数は選ばれたのではなく強制されています

この二つは誰かが決めた約束のように見えます。違います。

a3/a3 を見てください。何であれ自分自身で割れば1です。 しかし商の規則はそれを a^(3-3) = a^0 だと言います。どちらも同じ 割り算のことなので、規則を矛盾なく保つ値は a^0 = 1 しかありません。

さらに下へ進みます。一段下がるごとに、もう一度 a で割ることになります。

累乗a = 2 のときの値
8
4
2
2⁰1
2⁻¹1/2
2⁻²1/4

0のところで向きは変わりません。半分にする動きがそのまま続くだけです。負の指数 とはそれだけのことで、a^-n = 1/a^n です。とりわけ、 負の数ではありません。2^-31/8 であり、 正の数です。

Graph-3-2-1123-112345678xy
y = 2 の x 乗。曲線は (0, 1) を通り、これが指数0です。左側では軸に決して触れません。負の指数は小さくなるだけで、負にはならないのです。

名前をつけておくべき三つの誤り

底が違えばまとめられません。2^3 · 3^4 はそのままです。 規則は同じもののコピーを数える話であり、ここでは違う二つを数えています。

項を足すことは掛けることではありません。x^2 + x^3x^5 ではありません。書き下してみてください。2つのコピー足す3つの コピーは5つのコピーではなく、異なる二つの量の和です。約分も統合も起きません。

累乗は積には分配され、和には分配されません。 (ab)^2 = a2b2 は正しく、ab の2つのコピーは a が2つと b が2つです。しかし (a+b)^2a^2 + b^2 ではなく a^2 + 2ab + b^2 に展開され、その真ん中の項こそ分配法則が 予告しているものです。

ひとつ試す

電卓に手を伸ばしたなら、今度は約分でやってみてください。3が4つ、その下に3が 2つ。残るのは2つで、3の2つ分は9です。底が3ではなく x になっても通用するのは こちらのやり方です。

この先どこへつながるか

指数法則は、指数表記の計算を動かし、根号を分数の指数に変え、対数が掛け算を 足し算に変えることを可能にしています。三つとも、同じ五つの規則を別の向きから 読んだものです。暗記ではなく議論として持っておくべき十分な理由でしょう。

よくある質問

指数法則とは何ですか。
ほとんどを支えるのは五つです。同じ底の累乗を掛けるときは指数を足す、割るときは引く、累乗を累乗するときは掛ける、0乗は1、負の指数は正の指数の逆数。五つとも、累乗を繰り返しの掛け算として書き下せば出てきます。
なぜ0乗は1になるのですか。
商の規則のためです。ある数を自分自身で割れば1ですが、商の規則によればその同じ割り算は「底の、指数から同じ指数を引いた累乗」、つまり0乗です。二つは同じ割り算を述べているので、aの0乗は1でなければなりません。決めごとではなく強制された結論です。唯一の例外は0の0乗で、これは定義されません。
負の指数は何を意味しますか。
逆数であって、負の数ではありません。2の-3乗は1/8で、正の数です。指数が下がるにつれて底で割り続けます。8、4、2、1と来て、1を越えても続けば1/2、1/4、1/8です。負の指数は、掛ける代わりに何回割るかを表します。
指数を足してよいのはどんなときですか。
底がまったく同じで、掛け算をしているときだけです。2の3乗かける2の4乗は2の7乗ですが、2の3乗かける3の4乗はまとめられません。数えているものが違うからです。項を足すときに指数を足すのがここで最も多い誤りで、xの2乗足すxの3乗はxの5乗ではありません。
(a + b) の2乗は a の2乗足す b の2乗ですか。
違います。この誤りは名前をつけておく価値があります。2乗は積には分配されますが、和には分配されません。(ab) の2乗は確かに a の2乗かける b の2乗ですが、(a + b) の2乗は a の2乗足す 2ab 足す b の2乗に展開されます。抜け落ちている真ん中の項こそ、面積の図が見せてくれるものです。

次は自分の手で、本気で

他人の計算を読むことと、自分で解けることは別です。Coddy の数学コースは一手ごとに正しさを確認するボードで進めるので、今の実力がはっきり分かります。

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