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ROUND関数で四捨五入する方法: 小数点以下、十の位、千の位

=ROUND(A2,2)はA2の数値を小数点以下2桁に、=ROUND(A2,0)は整数に四捨五入します。桁数をマイナスにすると十の位、百の位、千の位で丸め、MROUNDは任意の倍数に丸めます。

このページのシートはすべて実際に動きます。数値や数式を変えると再計算されます。

=ROUND(A2,2)はA2の数値を小数点以下2桁に四捨五入するので、3.14159は3.14になります。2つ目の引数は残す桁数で、0なら整数に、-1なら10の単位に丸めます。

小数点以下2桁と整数に四捨五入する
B2
ABC
1Value2 decimalsWhole number
23.141593.143
32.6752.683
412.512.513
5-2.5-2.5-3
61234.5671234.571235
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

各行はA列の値に両方の数式を使っているので、1234.567は1234.57と1235になります。A2を別の数値に変えると、両方の列がそれに合わせて変わります。

ROUND関数の構文

=ROUND(number, num_digits)
  • number(数値)は丸める値です。数値、セル、または=ROUND(B2*C2,2)のような数式全体を指定できます。
  • num_digits(桁数)はどこで丸めるかを指定します。プラスの数は小数点以下の桁数、0は整数、マイナスの数は小数点より左の桁数です。

ROUNDが見るのは、切り捨てる最初の桁だけです。その桁が5以上なら残す部分が1上がり、そうでなければそのままです。そのため=ROUND(2.675,2)は2.68、=ROUND(2.674,2)は2.67になります。

十の位、百の位、千の位で四捨五入する

num_digitsをマイナスにすると、小数点より左で丸めます。レポートで1234.567を1230、1200、1000にするのはこの方法です。

マイナスの桁数で十、百、千の位に丸める
B5
ABCD
1num_digitsResultNumber
221234.571234.567
311234.6
401235
5-11230
6-21200
7-31000
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

B5をクリックしてください。=ROUND($D$2,-1)で、10単位に丸めています。次にD2を48750に変えてみます。-2の行は48800を表示します。切り捨てる最初の桁が5なら、必ず切り上げるからです。

ROUNDと表示形式の違い

セルの表示形式を0.00にする(ホーム > 数値 > 小数点以下の表示桁数を減らす)と、変わるのはセルの見た目だけです。元の値はそのまま残り、そのセルを読む数式はすべて元の値を使います。ROUNDは値そのものを変えます。

この違いは合計に表れます。下では、A列の各価格は1.333を小数点以下2桁で表示したものなので、列は1.33、1.33、1.33と読めますが、合計は4.00と表示されます。B列は先に各価格を丸めているので、合計は3.99です。

表示形式だけの値と丸めた値の合計
B5
AB
1Formatted onlyRounded
21.331.33
31.331.33
41.331.33
54.003.99
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

どちらの合計も間違いではありません。4.00は本当の合計3.999を小数点以下2桁で表示したもので、3.99は請求書に印刷される値の合計です。1行ごとに請求する金額のように、丸めた数が本当の数であるときはROUNDを使います。何も変えずに表示する桁数だけを減らすなら、表示形式を使います。ファイル > オプション > 詳細設定 >「表示桁数で計算する」はブック全体で表示どおりの値を保存させ、元に戻せません。ROUNDのほうが安全です。

Excelの0.5の丸め方

ROUNDは5を0から遠いほうへ丸めます。2.5は3に、-2.5は-3になります。最初のシートの3行目から5行目を見てください。2.675は2.68、12.5は13、-2.5は-3になります。

代わりに5を最も近い偶数に丸めるツールもあり(銀行型の丸め)、その場合2.5は2になります。ExcelのROUND関数はそうしませんが、VBAのRound関数はそうするので、マクロとセルの結果が食い違う原因になります。GoogleスプレッドシートのROUNDも0から遠いほうへ丸めます。

数式の結果を四捨五入する

計算全体をROUNDで囲めば、最終結果だけが丸められます。ここでは税率8.25%を含む価格をセント単位に丸めています。

税込み価格をセント単位に丸める
D2
ABCD
1ItemPriceTax rateWith tax
2Lamp$19.998.25%$21.64
3Chair$74.508.25%$80.65
4Desk$129.008.25%$139.64
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

平均、割合、割り算でも同じ形が使えます。=ROUND(AVERAGE(B2:B6),1)は小数点以下1桁の平均を出します。丸めた数を文章の中で文字列として使いたいなら、=TEXT(A2,"0.00")で両方を一度にできます(TEXT関数を参照)。

MROUNDで5単位、0.05単位、15分単位に丸める

=MROUND(number, multiple)は、任意の数の最も近い倍数に丸めます。5セント刻みの価格、12個入りの箱の数量、15分単位の時刻に使います。

MROUNDで倍数に丸める
C2
ABC
1ValueMultipleMROUND
212510
313515
42.370.052.35
59:080:159:15
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

MROUNDもちょうど半分の値を0から遠いほうへ丸めるので、12.5を5の倍数にすると15になります。数値と倍数は同じ符号でなければなりません。=MROUND(-12,5)は#NUM!を返し、=MROUND(-12,-5)は-10になります。倍数に常に切り上げる、または切り捨てるには、ROUNDUPとROUNDDOWNのページにあるCEILINGとFLOORを使います。

やってみよう: 平均を四捨五入する

平均点を小数点以下1桁で
E2
ABCDE
1StudentScoreAverage
2Ana78
3Ben91
4Cleo85
5Dan66
6Eve88
7Finn73
セルをクリックすると数式が見えます。数値や数式を変えると、シートが再計算されます。

やってみよう: E2に、B2:B7の点数の平均を小数点以下1桁に四捨五入して表示してください。

ヒント: AVERAGEをROUNDの中に入れ、桁数には1を使います。

どの丸めの関数を使うか

目的数式12.345の結果
最も近い値、小数点以下2桁=ROUND(A2,2)12.35
最も近い整数=ROUND(A2,0)12
10単位=ROUND(A2,-1)10
常に切り上げ=ROUNDUP(A2,1)12.4
常に切り捨て=ROUNDDOWN(A2,1)12.3
0.5の最も近い倍数=MROUND(A2,0.5)12.5
小数部分を捨てる=TRUNC(A2)または=INT(A2)12

よくある間違いは、長い計算の途中で丸め、最後にもう一度丸めることで、最後の桁がずれることがあります。丸めるのは1回だけ、実際に報告したり請求したりする値を出す段階にしてください。

よくある質問

Excelで小数点以下2桁に四捨五入するには?

=ROUND(A2,2)を使います。保存される値そのものが変わるので、3.14159は3.14になり、後の数式も3.14を使います。セルの表示形式を0.00にしても見た目が変わるだけで、元の値はそのまま残ります。

Excelで整数に四捨五入するには?

=ROUND(A2,0)を使います。12.5は13に、12.4は12になります。常に切り上げる、または常に切り捨てるなら、=ROUNDUP(A2,0)か=ROUNDDOWN(A2,0)を使います。

Excelで十の位、百の位、千の位で四捨五入するには?

ROUNDの桁数をマイナスにします。=ROUND(A2,-1)は10単位に、=ROUND(A2,-2)は100単位に、=ROUND(A2,-3)は1000単位に丸めます。1234.567はそれぞれ1230、1200、1000になります。

Excelは0.5を切り上げますか、切り捨てますか?

ROUNDは5を0から遠いほうへ丸めます。=ROUND(2.5,0)は3、=ROUND(-2.5,0)は-3です。VBAのRound関数が使う銀行型の丸め(偶数への丸め)は使いません。

Excelで5単位に丸めるには?

=MROUND(A2,5)を使います。12は10に、13は15になります。MROUNDは任意の倍数に丸められるので、5セント刻みの価格なら=MROUND(A2,0.05)です。

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